リタイア・FIRE後やノマドでベトナム移住を考えている人向け

2022年9月15日不動産

ベトナムはリタイアメントビザがないので、リタイア・FIRE後にベトナム移住は、残念ながら現実的ではありません。

観光ビザでは、最長3ヶ月しか滞在できず、観光ビザで再入国時は前回出国日から31日以上の期間を開ける必要があります。2022年9月においては、観光ビザは最長1ヶ月上限であり、30日ルールは廃止されているそうです。ベトナムは頻繁に条項が改正されるので、また最長3ヶ月の30日ルールになる可能性もあります。どちらにしても、1年以上長期滞在のベトナム移住で観光ビザは利用できません。

ノマドワーカーの方であれば、15日以内のベトナム滞在であればビザ不要、16日以上3ヶ月未満であれば観光ビザで問題ありません。ただし、ベトナム国内からの仕事依頼や収入がある場合は、ベトナム国内の就労と判断され商用ビザや就労ビザが必要です。

例えば、観光ビザやビザなしでベトナム国内に滞在中に知人からアルバイトをお願いされ、ベトナム国内向けにバイトしたとなると、バイトした時間に関係なく罰則の対象になります。よくある話が、ビザなしでベトナム入国後、知人の飲食店で少しの時間だけ手伝った。誰かに報酬をもらいつつ第三者へ国内観光ガイドをした。というものです。本来であれば、商用か就労ビザが必要です。

YouTuberの場合は、ベトナム国内で撮影(就労)しているので、厳格に言うと収入が国外であっても観光ビザやビザなしはNGのはずですが、そのような理由で罰則を受けたという話は今のところは聞きませんし、もし、観光客がYouTube撮影でビザの件で罰則になったら厳しすぎると思います。(軍事施設の撮影やベトナム政府に対する非難、風俗店の紹介含む性的な内容は法的にNGです。)

ただし、ベトナム国内を源泉とする所得があるのであれば、ビザも必要ですし非居住者でも納税義務もあります。外国人含めYouTube収入で追徴課税されたというニュースは最近よく聞きますし、税務局もYouTubeやGoogle広告収入などある人は全て把握しているとのことです。

自分の状況でビザが必要かどうかは、自己判断と自己責任でお願いします。

この記事では、ベトナムで長期滞在をしたい場合に、どのビザが必要なのか含め解説しています。

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尚、ベトナム国内の証券会社は、米国株含めた海外の証券を売買できませんので、日本株や米国株、ETF、投資信託などをベトナム移住後も取引したいのであれば、日本の年金加入でiDeCoを使うか、海外の証券会社を使うしかありません。

*私はビザの専門家ではないので、参考程度でお願いします。より正確な情報を知りたい方は、ベトナム向けのビザ代行会社等へお問い合わせください。

ベトナム長期滞在は主に6種類のビザのうち、どれか一つのビザが必要

ベトナムは、細かく分類すると合計20種類以上のビザがあり、その中で主に下記6種類のビザで長期滞在ができます。

尚、パスポート残存有効期限が入国日時点で6ヶ月以上あり、ベトナム国内に15日以内滞在であれば、ビザなしでベトナム観光が可能です。ベトナム人配偶者がいる場合は、最長5年のビザ免除証明書の申請が可能で就労も可能です。

ベトナムにおける主な6種類のビザ
  1. 観光ビザ(DLビザ) - 最長3ヶ月(最長1ヶ月)
  2. 商用ビザ(DNビザ) - 最長1年
  3. 就労ビザ(LDビザ) - 最長1年
  4. 投資家ビザ(DTビザ) - 最長1年~10年(出資額により異なる)
  5. 帯同ビザ(TTビザ) - 最長1年
  6. 学生ビザ(DHビザ) - 最長1年

観光ビザ(DLビザ) - 最長3ヶ月 最長1ヶ月

  • 16日~3ヶ月の間で、ベトナム国内に滞在したい人向け

観光ビザで長期滞在が可能なのは、最長3ヶ月です。2022年9月においては最長1ヶ月です。

観光ビザを取得するには、前回のベトナム出国日から31日以上経過していることが条件です。2022年9月時点では30日ルールは廃止されています。

つまり、観光ビザでベトナムへ滞在し、その後出国してすぐに再度観光ビザを取得してベトナム入国ということはできません。

「3ヶ月ビザでベトナム入国→31日間違う国へ行く→3ヶ月ビザでベトナム入国→31日間違う国へ行く→・・・」という繰り返しで観光ビザ取得が可能そうに思えますが、現実はそうは甘くなく、1年に何度も観光ビザを申請するような人は、ベトナム国内の就労を疑われ、ビザ発行を断れることがあります。

  • 2022年9月追記: ビザランは、ビザなし含め3回くらいまでは可能のようですが、入国審査の担当者と運次第のようなところもあるようで曖昧です。

また、コロナ以降はビザ取得が厳しくなっているので、2022年9月執筆現在は最長1ヶ月滞在が上限です。

商用ビザ(DNビザ) - 最長1年

  • 短期から長期のベトナム出張者向け

商用ビザは、商談や出張などでベトナムへ滞在する際に必要なビザです。リタイアして長期滞在したい人向けのビザではありません。

1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年の期間で、シングルかマルチの2タイプのビザがあります。ビザ取得には、ベトナム国内の企業からの招聘状やベトナム法人の登記簿等が必要です。

ベトナム国内に本社か支店があり、その場所で一時的に働くような人向けのビザです。しかし、商用ビザ取得のための必要書類や手続きも大変なため、数週間程度の短期間滞在のベトナム出張者は観光ビザで来ている人も多いようです。(バレたら罰則対象です)

1回30日未満、入国日から1年間に90日以下滞在の場合は、労働許可書免除対象で、免除申請も不要です。

就労ビザ(LDビザ) - 最長1年

  • ベトナム国内で就労する人向け

ベトナム国内で就労する人向けのビザですが、この就労ビザだけでは就労は不可で、労働許可証(ワークパーミット)の取得も必須です。

就労ビザは、日本国内で取得できないので、最初に商用ビザでベトナムへ入国し、ベトナム国内で労働許可証を取得したあとに、ベトナム国内で商用ビザから就労ビザへの切り替え手続きとなります。(商用ビザの招聘人と労働許可書の申請人が同一の場合)

1年の期限前にビザ更新手続きをしていきますが、1年以上ベトナムに滞在する人は、また別に一時在留許可証(テンポラリーレジデンスカード)の取得が必須です。

レジデンスカードはビザと同等の役割があるので、レジデンスカードを取得した際はビザ取得は免除されます。ベトナムで長期就労している外国人のほとんどは、LD同記号のレジデンスカードを取得しています。

こちらの就労ビザも、リタイア後やノマドの長期滞在で取得できるビザではありません。

投資家ビザ(DTビザ) - 最長1年~10年

  • ベトナム国内で事業をする経営者向け

投資家ビザは、ベトナム国内事業に出資している人向けのビザです。ベトナム国内で事業をする経営者は、投資家ビザを取得します。

事業への出資額によって、下記DT1~DT4までの4種類に分類され、滞在可能期間も異なります。

DT1: 最長10年間 - 出資金:1000億VND(約6億円)以上
DT2:最長5年間 - 出資金:500億VND(約3億円)~1000億VND(約6億円)未満
・DT3:最長3 年間 - 出資金:30億VND(約1,800万円)以上~500億VND(約3億円)未満
・DT4:1年間 - 出資金:30億VND未満(約1,800万円未満)

以上の規定から、投資家ビザで最長3年の長期滞在するには、最低でも30億ドン(約1,800万円)以上の出資が必要です。

就労ビザは基本的に大卒以上が条件なのに対し、投資家ビザは学歴に関係なく、職種に関連した分野で3年以上の職務経験の証明ができれば、出資額によってビザ取得可能なのは大卒の学歴がない人にメリットです。

こちらも、DT記号のレジデンスカードがあれば、投資家ビザと同等の役割になります。私もDT3レジデンスカードを保有しています。

帯同ビザ(TTビザ) - 最長1年

  • 駐在員家族やビザ取得をした方の配偶者や18歳未満の子供向け

家族帯同ビザは、観光ビザ以外のビザ取得済みの方が家族をベトナムへ滞在させるためのビザです。

帯同ビザの有効期限は、既にビザを取得している家族の方のビザ有効期限と同じになります。

尚、帯同ビザでは、就労はできません。例えば、駐妻さんでベトナム国内で働きたいという場合は、帯同ビザから就労ビザに切り替える必要があります。

ただし、ベトナム入国後のビザ目的変更は不可なので、一度出国して就労ビザ取得のためのステップを最初から踏まなければならず非常に手続きが面倒になります。さらに、帯同家族(駐妻さん)が就労した場合は、配偶者の会社の福利厚生も変わることが多いです。

そのため、駐妻さんの配偶者の会社が、社内規定で帯同ビザから就労ビザへの切り替えを認めないケースが多いようで、現実的に非常に難しいです。

そのような状況でも、駐妻さんがどうしても働きたいというのであれば、日本のクラウドワークスやランサーズのようなところから日本国内向けの仕事を得るのであれば、雇用主が日本で収入も日本であれば、一応ビザの問題はありません。

ただし、ベトナムに183日以上滞在している居住者は全世界所得課税対象なので、日本で収入を得ていようともベトナムで納税義務があります。

学生ビザ(DHビザ) - 最長1年

  • ベトナムへ留学する人向け

18歳以上の方でベトナムへ留学したい人は、学生ビザを取得します。

ベトナムの大学へ留学の出願をし、大学が合否を決定後に大学側が入国管理局へ仮許可書発行の手続きを行います。その発行された仮許可書と入学許可書等の書類を持って日本のベトナム大使館へ行き、学生ビザの申請を自分で行う必要があります。

留学先の大学が決めた期間が、ビザ有効期限になります。

リタイア後にベトナム移住するためのビザ

前述したように、ベトナムはリタイア向けのビザがないので、リタイアされた方が3ヶ月以上ベトナムへ長期滞在するのはほぼ不可能です。

3ヶ月観光ビザの繰り返しも最初の1年は運良く可能でも、2年目からは取得不可になる可能性が高いです。

尚、ベトナム人配偶者がいるのであれば、ビザ免除証明書の申請が可能なので、何も心配なく労働と長期滞在が可能です。(*ビザ免除だからといって何も申請が必要ないわけではなく、ビザ免除証明書取得の申請は必須です。)

現実的なのは投資家ビザのみ

「ベトナム人配偶者はいないけど、どうしてもリタイア後にベトナムへ移住したい!」というのであれば、ベトナムへ法人を設立するかベトナム国内企業へ出資するかの2つの方法で投資家ビザを取得するしかありません。

ベトナムは、法人の最低資本金の規定がないので、1000ドル(10万円)程度でも法人設立は可能ですが、外国人の場合は1万ドル(100万円)前後の資本金にしないと法人設立の許可がされにくいです。

また、具体的な事業がないと、ビザ取得のためのペーパーカンパニーとみなされてしまうので、事業を現地の人に任せられて、何かコストがかからず毎月の生活費分くらいは稼げるかんたんな事業は考えておいた方が良さそうです。(YouTuberの方は、動画制作やオンライン広告等の事業でベトナム国内で法人を作れば良いだけです。)

もしくは、ベトナム国内企業へ出資して、出資者として登記するのも法人設立よりも面倒ではない方法です。

家族がいる方であれば、投資家ビザを投資家本人が取得し、家族は帯同ビザの取得、もしくは、出資企業の従業員として登録し就労ビザの取得もできます。

尚、ベトナムにおける法人形態は、株式会社・一人有限会社・複数人出資の有限会社の3タイプがあります。

株式会社は、設立手続きが非常に複雑でコストも高く設立後も維持が面倒です。法人設立を考えているのであれば、コストも少なく面倒さも少ない一人有限会社がオススメです。

既存のベトナム国内企業への出資の方法であれば、一人有限会社への出資は不可なので、株式会社か複数人出資型の有限会社へ出資し手続きすることになります。

どちらの方法も専門家を入れないと時間も労力もかかり大変ですし、自分で手続きしてミスがあると数年後に罰金になることもあるので、法人設立支援会社等へお願いした方が良いです。

「事業予定もないし、法人設立は面倒、法人維持費ももったいないから法人は作りたくない、出資できる企業もない」というのであれば、投資家ビザも取得できないので、リタイア後に1年以上のベトナム長期滞在は不可です。

あとはもう、将来、ベトナムでリタイアメントビザやタイランドエリートのような制度ができることを祈るしかありません。

ベトナムで長期滞在するのは、どこがおすすめ?

ベトナムで1ヶ月以上の長期滞在するオススメの場所は、当然、人によって異なります。

例えば、買い物の利便性や日本食を中心とした食事を重視し都会好きであればホーチミン市、ベトナム文化を肌で感じたいのであればハノイ市、ビーチリゾートでゆったりしたいのであればニャチャンかダナン。山が好きで自然豊かなところが好きであればダラット。と目的により住む場所は異なります。

もしくは、特に居住場所を決めずに、雨季の地域を避けながら色々な街に引っ越しながら住むというのも可能です。

ベトナムのリゾート地 ダナン移住

私は、ベトナムのビーチリゾート地で観光都市であるダナン市に居住しているので、ダナンのことであれば経験上の話をお伝えできます。

ビーチリゾートは、ダナンの他にニャチャンやクイニョン、フーコック島などがあります。ダナンは雰囲気が似ているニャチャンと比較されますが、どちらが良いのかは人によるので、実際に訪れて雰囲気を肌で感じて比較してみるのも良いでしょう。

ベトナムの中でもダナン移住は外国人に人気です。

海の透明度はそこまで高くはないものの、昼間はほとんど人がいない30km続く綺麗なロングビーチ、サーフィンが楽しめる、ホーチミン市やハノイ市に比べ渋滞がほぼ無く、歩道も整備されており徒歩移動もしやすい、のんびりとした雰囲気、ダナンやホイアンのベトナム料理の美味しさ、国際空港も近く移動しやすい、現地の人もおおらかで優しい人が多く治安も良いなど、人気の理由がいくつもあります。

夜遊び含め遊ぶ場所はホーチミン市に比べると非常に少ないのがデメリットですが、リタイア後にのんびりとダナン移住したいという人は結構います。

ダナンの主な特徴は下記のとおりです。

ダナンの主な特徴
  • 人口110万人のベトナム中央第三の都市
  • 海と山に囲まれている
  • 国際空港から主要市街地まで車で5分
  • 国際空港からミーケビーチまで車で12分
  • 9月~2月頃まで雨季、3月~8月頃まで乾季
  • ホイアン方面まで30km続く広大なビーチ(「世界の魅了するビーチ6選」として米フォーブス誌掲載)
  • 世界遺産のホイアン旧市街まで車で40分
  • 世界遺産のフエ王宮まで車で2時間(ツアー利用が便利)
  • 世界遺産のミーソン聖域は、ホイアン旧市街から車で1時間(ツアー利用が便利)
  • ハイアット、インターコンチ、シェラトン、ヒルトン、フォーシーズンズ…有名5つ星ホテル多数
  • ラオス、タイ、ミャンマーまでを繋ぐ東西経済回廊の起点
  • 国際貿易港から260ha + 1,100haの広大な工業団地まで30分(数年後に工業団地まで10分の箇所へ港を移転予定)
  • 経済大学、工科大学、情報大学、建築大学、外国語大学あり
  • インターナショナルスクール複数あり
  • 調理学校、ホテルサービス専門学校あり
  • 豊富な人材が揃い採用しやすい
  • 国際総合病院あり
  • 汚職対策に一番力を入れている都市(その代わり融通が利かない)
  • ホームレスや乞食がいない(乞食やホームレスは市が保護援助する)
  • ベトナムの他の都市に比べて治安が良い
  • ダナン、ホイアンのベトナム料理は日本人の口に合いやすい(味付けが他の都市と若干異なる)
  • 2017年 アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議開催地
  • 2018年版 世界で訪れたい観光地10選で第5位(Airbnb)
  • 2018年第1四半期の観光客数が、169万700人(前年同期比34.7%増)
  • コロナ前は、日本含め海外からの直行便が31路線、一週間で269便の発着

ベトナム ダナンに移住するならどの場所がオススメ?

こちらも、人によるので一概に言えないですが、エリア毎の主な特徴はお伝えできます。

欧米人が多く住むエリア – An Thượng

欧米人が多く居住するのは、ビーチから徒歩3分のAn Thuong(アントゥン)エリアです。

欧米人向けの飲食店やBAR、コンビニも複数あります。ビーチから徒歩3分なのでビーチ好きやサーフィン好きな方にもピッタリなエリアです。

このエリアには、ハンバーガー屋でダナンで一番最初に人気店になった日本人経営の「BurgerBros」、「イケてる肉屋ブッチャー」として日本人在住者にも人気のステーキ屋もあります。

観光客向けのホテルと共存しているエリアなので、観光客向けの飲食店もありますし、ホテルのアフタヌーンティーやBARも徒歩移動で利用できます。

また、ダナン大学が近くにあるので、少し移動すれば、学生向けの激安ローカル屋台(夜のみ営業)も楽しめたりします。

韓国人が多く住むエリア – Phạm Văn Đồng通り周辺

韓国人が多く居住するのは、ハン橋からビーチまで続く大通りのPham Van Dong(ファム バン ドン)通りの裏手に入ったエリアです。

韓国焼肉や韓国食材を取り扱うスーパーがあり、コンビニもあります。車やバイクで5分程度でビンコムプラザやビーチへも行けます。(徒歩でも15分程度です。)

大通り沿いは、観光客向けの3つ星ホテルが並びますが、一本裏手の道に入るとローカルエリアで現地の人も多く居住しています。

そのため、場所によってはカラオケや大音量の音楽の騒音問題があるので、居住前に念入りにチェックは必要です。

市街地エリア

ダナン市街地エリアは、ドラゴン橋からダナン行政センター間のハン川付近を市街地としています。

市街地エリアのアパートは数が少なく空きが中々でないものの、探せばいくつかあります。

また、3つ星ホテル以下の一室も長期で借りられるところもあります。ホテルの場合は、キッチンが無い部屋がほとんどですが、自炊を全くせずアパートが決まるまでダナンに滞在したいのであれば、ホテルを借りるのも一つの手段です。

市街地なので、飲食店のBGMやバイクの騒音は気になるかもしれません。

駐在員に人気のアパート

駐在員にも人気のアパートは、「Azura」「Indochina Riverside appartment」「Hiyori」の3つのアパートです。

Azuraは、ビンコムプラザの隣に位置し、食材の買い物などに便利な立地です。周囲に飲食店は少ないので、飲食店が多いエリアに行くには15分程度歩くかタクシーやGrabで移動になります。川沿いの部屋であれば、展望がとても良いです。

Indochina Riverside appartmentは、人気の4Psも入るちょっとしたモールの隣に位置し、ローカル飲食店含め市街地へのアクセスに便利です。ただし、隣接するモールには食材スーパーは入居していないので、スーパーへの買い物はハン橋を渡ってビンコムプラザへ行くか、近くのローカル市場(ハン市場)となります。

Hiyoriは、日系企業が開発したアパートで設備等もしっかりしています。周囲には飲食店もありコンビニもあるので、それほど不便には感じません。ただし、ベトナム人入居者も多く周囲もローカル向け飲食店もあるので、騒音が気になる方はよくチェックした方が良いでしょう。

郊外だがビーチリゾートを満喫できるアパート

5つ星リゾートホテルが運営するレジデンスを長期で借りることもできます。

「Hyatt Regency Danang – Residence」は、Hyattホテルの敷地内にあり、プールやジム、ビーチも利用できます。食事やカフェもHyatt内の各種レストランを利用できます。レジデンスエリアからレストランへは、無料バギーを呼んで移動もできます。

「The Ocean Suites」も、5つ星ホテル運営のレジデンスエリアです。こちらもプールやビーチを無料利用可能です。ジムに関しては有料で利用可能です。敷地内の各種レストランも利用可能です。このエリアはVilla含め広大なので、朝夕にエリア内をジョギングや散歩している居住者も多くいます。長期居住者はマナーも良く居心地の良いエリアです。

また、同じThe Ocean Suitesエリア内に高級ヴィラの「The Ocean Villas」もあり、こちらも長期で借りることができます。庭付きの3ベッドルーム高級ヴィラの家賃相場は1,600ドル~です。清掃も1回30万ドン(約13ドル)程度でお願いできますし、庭も子供向け共同プールもありビーチへも徒歩で行けることから、子供のいるご家族に人気の場所です。

騒音はほぼ皆無なので、騒音ストレスを感じやすい人にもオススメです。ただし、たまにグループ宿泊客がパーティーを開いたりするので、日によっては騒音があるかもしれません。

もし「絶対静かな場所で住みたい!」というのであれば、The Ocean Villas隣のエリアにある更に高級エリアの「The Ocean Estates」がオススメです。The Ocean Estatesは、他国の領事館の方も複数居住しているので、セキュリティも厳重で居住者のマナーも良いので騒音も全くありません。ただし、4ベッドルームで家賃は4,000ドル前後します。

HyattもOcean系列も共にリゾートの雰囲気を満喫できますが、郊外エリアなので市街地へ行くには車で約20分前後(GrabCarで約15万ドン(約6ドル))かかり、近くにコンビニ等もないので買い物も不便な場所です。郊外までデリバリーを対応していない飲食店も多いですし、対応していても1回7万ドン(約3ドル)程度の配達費がかかるデメリットがあります。

とは言っても、このエリアに居住する富裕層は、お手伝いさんや運転手を雇っている人もおり、買い物や市街地移動は任せているので、そういう人たちは特に不便は感じていないようです。

その他のローカルアパート

  • 家賃相場: 200ドル~

その他、ローカルアパートもダナン市内に点在しています。場所を選ばなければ、200ドル程度から借りられるアパートもあります。300ドル程度で一軒家を借りれるところもあります。

ただし、ローカルの場合、アパートオーナーは企業ではなく個人で運営されているところがほとんどです。

設備の不具合が起こることもありますし、不具合が起こっても直してくれないオーナーもいます。外国人居住届けを公安に提出してくれないオーナーもほとんどですし、そもそも外国人が居住できないところなのに公安に内緒で外国人に貸しているオーナーもいるほどです。

ですから、絶対安い家賃重視でなければ、後々面倒なことを避けるためにもローカルアパートではない方が良いです。

 

尚、Facebookで「danang apartment」等で検索すると、賃貸のコミュニティがいくつかありますし、Google Mapsでも「apartment」で検索してもいくつか表示されます。

参考:ダナンの不動産仲介業者

自宅を購入して長期居住したい?

尚、賃貸ではなく購入であれば、「ダナン市の不動産相場(売買/賃貸)最新版」の記事で相場を解説しています。

「リタイア後にダナンのビーチ沿いの一軒家を購入してゆっくり過ごしたい」という、外国人富裕層は少なからずいます。

参考までにビーチ沿い(道路を挟まずエリアから徒歩で直接ビーチ移動可能)のOcean系列一軒家(ヴィラ)の不動産相場は、「130万ドル(1億8千万円)以上」です。外国人名義で購入できるヴィラは数少ないので、購入できるかどうかは運次第です。

リゾートエリアではなく、「ビーチ沿いの大通りを一本挟んだ、ビーチ近くの一軒家を購入したい」というのであれば、外国人名義では不可です。外国人名義で購入できる不動産は、ダナン市が指定したエリアのみのためです。

ベトナム人配偶者がいて、ベトナム人配偶者名義で購入というのであれば、もちろんどこでも購入可能です。場所にもよりますが、ビーチ近くの一軒家の相場は、土地含め30万ドル(約4千万円)以上からとなります。

まとめ

リタイアやFIRE後に住みたい国ランキングにおいて、アイルランドの海外移住専門誌「International Living 2022」によると、ベトナムは世界18位です。

「住居」「社会福祉」「ビザ・居住」「生活コスト」「溶け込みやすさ・娯楽」「ヘルスケア」「開発」「気候」「統治」「機会」の10指標を評価し、生活コストの面でベトナムは100点中96点と世界一の評価となりました。

リタイア後に住みたい国としても人気があるベトナムですが、リタイア向けビザが無いのでリタイアした人がベトナムに住む手段は、「ベトナム人と結婚」か「投資家ビザの取得」と非常に限定されてしまいます。

「事業予定もなし、既婚者、ベトナム人と結婚予定なし」であれば、1年以上のベトナム移住は不可です。

個人的には、コアな需要があるのにリタイアメントビザがないベトナムは勿体ないと感じています。今後、タイランドエリートのような制度がベトナムにも作られると嬉しいですね。